VOICE
UNPLANで働く他のスタッフのインタビュー
2016年8月から、UNPLAN Kagurazaka(以下、UNPLAN)で学生アルバイトスタッフとして働き始めました。
UNPLANで働く前、大学を10ヶ月間休学して、ずっと夢だったイギリスへ長期留学し、旅行学を学びました。
私は小さい頃から海外への憧れが強くて、日本は閉塞的でダメな国だ、と留学に行くまで思っていたんです。同時にそんな風に自分の母国を思う気持ちもなんだか悲しくて。すごく矛盾する気持ちを抱えて留学しました。
でも、留学中、日本を客観的に見る機会があって、“観光”の観点からも素晴らしい国だと気付かされたんです。
だから、帰国後は訪日外国人向けのサービスに関われるアルバイトをしたいなと思い、帰国してすぐUNPLANの求人に応募しました。UNPLANは、外国人スタッフが多い点、清掃やフロント業務、ラウンジ部門が分かれていないので幅広い業務に関われる点がいいな、と思いました。
私が、イギリス留学前に感じていた日本の窮屈さを、ここUNPLANでは全く感じません。日々ストレスなく働けています。
UNPLANのメンバーには、他では感じられないような気楽さと自由さがあるんです。みんな個性的で、自由奔放、自分のやりたいことに素直に向き合っていて、個々人を尊重・尊敬している。私にとっては家族のような存在です。
もちろん、みんなバックグラウンドも違うからぶつかることもあるし、理解できないこともあります。でも、決して「〜の考えは間違ってる」みたいに否定しない、ちゃんと向き合って受け入れる体制がある。
だから、安心して自分らしくいられるんです。
あと、ゲストへの挨拶はもちろんですが、スタッフ同士も出勤すると必ず目を見て挨拶するところもいいな、と思います。
働いていて嬉しいことは、世界各国から来たゲストと話をして、直接日本に対するポジティブな意見や反応を目の当たりにできること。とんかつを食べて、おいしいと泣きながら帰ってきたイギリス人のゲストは忘れられません(笑)。
ゲストから、「UNPLANを選んでよかった」「日本に来てよかった」と言われる度に、日本人に生まれてよかった。UNPLANで働けてよかったと思います。
2018年3月に大学を卒業し、今は毎週土曜日のみUNPLANで働いています。平日は、外国人向けのメディアを運営する会社で働いています。私は、コンテンツ制作や翻訳、プロジェクト管理まで多岐に渡る業務を担当しています。
周りの人からは、「どうして新卒1年目で週末にアルバイトしているの?」と不思議がられるんですが、私にとってUNPLANは仕事のモチベーションを上げてくれる、リフレッシュできる場なんです。
また、平日の仕事では、予算や締切、クライアントの要望に応えることも重要です。そうすると、“外国人目線”があやふやになる時があるんです。
だから、週1回はUNPLANで働いて世界各国から来たゲストと触れ合い、「ゲストは何を知りたいのか、体験したいのか」を実感して、“外国人目線”を取り戻すようにしています。
最近、オリジナルの神楽坂ガイドマップを制作しました。フロントに立つと、よくゲストから「あなたのオススメの場所は?」と良く聞かれるんです。“みんな”が知っている場所ではなく、“スタッフ個人”がお気に入りの場所が知りたいゲストが意外と多いことに気づきました。
だから、個性豊かなUNPLANのスタッフがオススメするスポットを紹介するガイドブックを作りました。ガイドブックに掲載する場所の選定から、記事を書いたり、紙面のデザインをしたり…。興味のあるWebデザインに近い作業もあり、とても楽しく取り組めました。
完成したガイドブックがUNPLANのラウンジのテーブルに並んでいるのを見たときは達成感を感じました。このガイドブックをきっかけに、ゲストにとってUNPLANでの滞在がより楽しいものになったらいいなと思います。
今回、神楽坂ガイドマップの制作を担当してみて、もっとデザインや編集のスキルがあればより良いものが作れるなと思ったので、もっと専門的にWebデザインを勉強したいです。身につけたスキルを活かして、もっと多くの人に日本のよさを知ってもらえるように発信していきたいなというのが目下の目標です。
(2018.06 at UNPLAN Kagurazaka)
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