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UNPLANで働く他のスタッフのインタビュー
2017年8月から、UNPLAN Kagurazaka(以下、UNPLAN)のラウンジで、学生アルバイトスタッフとして働いています。偶然、UNPLANの前を通りかかった時、その雰囲気にぐっと惹かれました。迷うことなく、そのままUNPLANに入って、「ここで働きたいです!」と、UNPLANのマネージャーに直談判。私、直感で動くタイプなんですけど、随分思い切ったことをしたなぁ、と思います。でも、その直感は間違っていなかった。
私は、お喋りが大好きで、疲れていても、誰かと他愛もないことをお喋りすればリフレッシュして元気になってしまうほど。そんな私にとって、出会いがあふれるUNPLANのラウンジの仕事は楽しいに尽きます。
主に、ブレックファーストとランチタイムのシフトに入っています。 朝型なので早朝のシフトも辛くありません。空いている電車、人がまばらな街並みを抜け、UNPLANに出社して、シャッターを開けると、「さぁ、オープンするよ」と、まるで私がUNPLANのオーナーになったような気持ちになります(笑)。目覚めたゲストが次々ラウンジに来て、朝食につきます。1日の始まりなので、気持ちのよい挨拶や、なにか一言声をかけるように心がけています。外国人ゲストからは、観光プランやオススメのお店を聞かれることもあります。
一人旅のゲスト同士の、「昨日、どこへ行った?」「そこ興味ある!」「一緒にあそこへ行こうよ!」なんて、会話を聞きながら仕事をしていると、私も混ざりたいなぁ、と思ってしまいます。
人と人が出会って知り合う、縁が結ばれていくのを、同じ空間にいて見守れるのは、幸せなことですね。
ランチタイムは、宿泊しているゲストの他に、近くで働くビジネスマンや子ども連れのお母さんもいらっしゃいます。常連さんも多くて、いつもラウンジはあたたかで心地よい雰囲気です。以前、表参道のコンビニで、常連さんに声を掛けられたのには驚きました。「友達と話している声を聞いて、あなただと分かったよ」って。ラウンジを訪れるゲストとたくさんお喋りをしている証かな。
UNPLANの仕事は、他の飲食店に比べてルールが少ないと思います。もちろん提供したいサービスレベルの共通認識はあるけれど、スタッフの裁量に任せられる部分が多い。欧米流のゲストと距離の近い接客がいいなと思います。
年齢や性別、国籍も様々なゲストが訪れる場所なので、深い名言を残してくれる方も。進路について少し迷っていると話した時、「その瞬間に一番よいと思うことを選択していくと、その選択がよい未来に繋がっていく。やりたいことをやって、気楽に待てば、自然に見えてくるよ。」と。自分の選択を信じて進んでいいんだ、と自信が持てました。ゲストとの交流を通して、なんだか生き方の幅が広がった気がします。
私の名前、「ノエル」には由来が二つあって、一つは12月生まれなこと。もう一つは家族がクリスチャンなんです。両親や祖父母から受けてきた教育は、聖書がベースのことも。友人と話をしていて、自分の常識はみんなの常識ではないな。同じ日本人だとしても、文化や宗教で違いがあって当たり前と思うようになりました。そういう感覚が幼い頃からあったので、グローバルなUNPLANのスタッフと働くことはとても自然なこと。違いを理解して、尊重し合うことができています。
一緒に働くスタッフは、あたたかい人ばかり。人を責めたり、傷つけたりしない。
以前、寝坊で仕事に遅刻をしたことがありました。その時マネージャーからUniposでもらったメッセージが忘れられません。「いつも早い時間から仕事を頑張ってくれてありがとう。たった一度の寝坊を責めないよ。」って。
そんなあたたかいUNPLANのスタッフの一員として働けて、幸運だな、と思います。UNPLANは、スタッフ同士、お互いによい影響を与えながら、みんなで空間を作っているように思います。
私、ふとした瞬間に、「あ、あの場所よかったな」と思い返して、微笑んでしまうことがあります。UNPLANで過ごしたゲストが、帰りの飛行機や空港で、日本で過ごした時間を振り返ったとき、UNPLANのことを思い出して、微笑んでくれるようなあたたかい場所にUNPLANをしていきたいなと思っています。
大学では、マーケティングを専攻しています。UNPLANでのアルバイトの経験から、サービス業のマーケティングを学んでみたいと思って、専門科目を選択しました。経営視点で物事を考える時に、今のアルバイトの経験はすごく活きています。
これから、就職を考える時期です。まだ業界や職種は絞らずに探していますが、やっぱり人と接する仕事がいいなと思っています。
自分の強みは、人と接することが全く苦じゃなくて、むしろパワーをもらえることって、UNPLANのアルバイトを通して再確認できたので。
(2018.08 at UNPLAN Kagurazaka)
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